読書日記3冊目 永松茂久 「20代を無難に生きるな」 解説

読書

今回、紹介するのは 

永松茂久 「20代を無難に生きるな」 です。

色々なことが起こる20代で最も大切なのは

自分の芯を曲げないこと。

その芯とは何なのかを考えて、明確にしてほしい。そんなメッセージが込められています。

今回は少しテイストを変えて、章ごとに僕なりの見出しをつけ、この本を解説していきます。

この本は、

  • 20代を無駄なく有意義に過ごしたい
  • 20代って何をすればいいのかわからない
  • 自分を変えようと何か始めたいけど行き詰っている

そんな人たちにおすすめの一冊になっております。

目次

  1. 他との差異を見出し、とにかく何度もチャレンジ
  2. 周りの目なんか気にするな。自分の人生の主役は自分だ。
  3. 学び狂え
  4. 人との付き合い方、見抜き方
  5. 「成長」と「成功」のマインド、オリジナルを創りだせ

他との差異を見出し、とにかく何度もチャレンジ

必ず伸びる20代というのは、すでに若いうちから自分の意思を持って生きている。

20代を無難に生きるな 永松 茂久

「あいつのやることはいつも訳がわからない」

そう思われるくらいでいい。多くの人がやっていることに歩調を合わせてはいけない。

そして、「大衆は常に間違う」=「常識を疑え」と言っています。

そもそも「常識」とはあくまで、大衆が自分たちの意見を肯定するために生み出した便利な言葉であるから周りに流される必要はなく、むしろ早いうちに自分のオリジナルスタイルを確立することが大切なのです。

自分で考えた結果、大衆と同じ意見ならそれはそれでいいと言っています。

また、うまくいく人の共通点として、「根拠のない自信を持っていること」だそうです。

最初は誰だって素人。

失敗から学べばいい。

悩んだときに,「マイナスの裏側にあるプラスを発見する力」=「プラス観」

を身に着けるとなおいい。

周りの目なんか気にするな。自分の人生の主役は自分だ。

あなたにとって勇気のいることは、人にとっても勇気のいることだ。

あなたにとって恥ずかしいことは、人にとっても恥ずかしいことだ。

あなたにとって難しいことは、人にとっても難しいことだ。

20代を無難に生きるな 永松 茂久

この章では、とにかく自分から動きなさいと言っています。

伸びる人は、「自ら仕掛ける力」をもっているそうです。

その例えとして、「打席に立とう」と筆者は言っています。

打席に立つのにお金はかからないのだから一回でも多く立とう。

空振りをしてもいい。とにかく一度でも多く打席に立つんだ。

20代を無難に生きるな 永松 茂久

打席に立つにあたって、周りの期待は無視しようと言っています。

つまり他人の評価ばかり気にするのではなく、自分主体で生きると言うことです。

自分の人生の起こることは、すべて自分の責任。

20代を無難に生きるな 永松 茂久

最終的な責任は自分でしか取れないのだから、自分で決める癖をつけることが大切。

学び狂え

この章で筆者が言っているのはただ一つ。「学ぶ」ということです。

一つ目は、「うまくいってる人の心の在り方を学ぶ」です。

なかなか立ち上がれないときは殻に閉じこもり、周りを見ないことが多いがそんなときこそ他の人の在り方を知ることで何か感じるものがあると言っています。

二つ目は、「上司から学ぶ」です。

いい上司に出会ったらその上司を手本にして学ぶ。逆に、悪い上司に出会ったら反面教師にして学ぶ。

三つ目は、「人生の師を見つける」です。

本の著者、会ったことのない人、セミナーで出会った人。だれでもいいが、「一流の師」を持つことが大切。

四つ目は、「歴史を学ぶ」です。

例えば、「努力は報われる。」この言葉っていつも聞きませんか?

結局みんな同じこと言うじゃんって。

でもそれには理由があります。

人間の本質や、人として大切なことはどんな時代も変わらないのです。

だから人間の本質=心情、感情を見抜く力が必要。

最後になりますが五つ目は、「座右の書を見つける」です。

大好きな本は、3か月の間に必ず7回読みなさい。

20代を無難に生きるな 永松 茂久

多読ではなく重読

これが大切なんだとか。

人との付き合い方、見抜き方

目上の人をうまく利用できる人は必ず、チャンスを手にする。

そのためにはまず、聞き方を学ぶこと。

うなずいて、メモを取りながら

これを徹底して行なう。年長者が力を貸したくなるのは、「勉強熱心は人」

さらに大切なのは

  • 口にした約束は必ず守る
  • 会う前に、できる限りその人のことを知っておく
  • 楽しみな将来を感じさせる

この三点が重要。

逆に、「あきらめた世界に居座ること」=「言い訳してる大人」には近づくな。

「成長」と「成功」のマインド、オリジナルを創りだせ

人生には「山」と「谷」がある。普通、「山」=「成功」、「谷」=「失敗」というが、

「山」=「成功」、「谷」=「成長」と考えるのが大切。

うまくいかないときを「成長」と捉えることで、落ち込むのではなく、学ぶことができる。

自分のやりたいことを叶えるために最も大切なことは、

オリジナリティ

これは、誰も考えたことのアイディアや奇想天外なことをしなさいというのではなく、

描く未来を語る言葉に、あなたの人生や思いが詰まったとき、あなたという存在に独自性が出てくる

20代を無難に生きるな 永松 茂久

そのためには、

まずそうなりたいと願うこと。

そして自由に、欲張りに生きること。

そのためには自分なりの「芯」をしっかりと作ることが大切。

感想

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

最後にちょこっと本を読んでの感想です。

僕は多数派につくことが嫌いで、自分だけの道を作って進みたい人です。でも少数派って周りから変な目で見られたり、あんまり良く思われないんですよね。

そんな時、彼女から貰ったこの本を読んで、少数派でいることが悪いことではなく、むしろオリジナリティがあり、いいと知って自信を持てるようになりました。

だららこそこうして今もブログを書いたり、好きなことをして生きていけてます。でも今のままでは「ただ現実から逃げてるだけじゃん」って言われても仕方ありません。

絶対に好きなことをして稼ぐ、それをモットーに今後も色んなことにチャレンジしていきます。

皆さんも是非、自分本位で生きてみてください。

次回予告

れおまるの読書日記四冊目は、驚異のロングセラーとなっている、自己啓発の原点といっても過言ではない、

アルフレッド・アドラー 「嫌われる勇気」

乞うご期待ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました